キミに、きめた!

子供にせがまれポケモンの映画を見に映画館へ。初めて劇場で見るポケモン映画。そして脚本が米村正二ですよ。特撮を多少なりとも見る人なら「米村脚本」と聞くと「おのれディケイド」となるのです。不安…。そこはそこ、自分が見たいのではなく子供接待だと思えば(楽しめるに越したことはないのだけれど)別にいいんだ、子供が楽しんでくれればそれで、と思いながら鑑賞。

良かった。そして泣いた。

東宝のドル箱コンテンツであるので、作画、背景のクオリティーの高さは、何作か子供とTVで放送されたものを見て知っていたが、今作もさすがでした。そして内容、今までに無い「初期の話をオリジナルを入れながらリメイク」というポケモン映画では初めての試みが米村脚本にドンピシャだった。特撮、ライダーでは「おのれディケイド」となるので何も期待しないんですが、寄生獣のアニメやHUNTER×HUNTERのアニメの時の米村脚本は無難どころか良くできててる…のやも…(疑心暗鬼)となったりはしていたので、この人は想像力より構成力の人なのかなと思いました。本当に良かったです。そして天丼大好きか米村。

1作でもポケモンをやったことあって好きな人なら見て欲しい映画でした。

5歳の次男くんは、鑑賞後何度も「面白かったねー」と言っておりました。

 

 

鑑賞後、この感覚子供の頃に味わったことあるなと思い、辿りついたのが「北斗の拳の劇場版に連れて行ってもらった時のあれやー!」でした。展開的にエピソードをどんどん詰め込んで適当にオリジナル展開的な感じが。

 

 

あと…

<この先ネタばれ>

 

 

 あと…、喋るのズルイ。あんなもんペット飼ったことある人間みんな泣くわ。